粉体の流動性

Particle Testing Authorityでは、子径、形状、表面積および密度の分析だけでなく、FT4 Powder Rheometer®を使用した粉体の流動性の測定にも対応しています。各分野の現場での実績を持つ(先日Micromeriticsによって買収された)Freeman Technology所属の専門家群が、導入サポートを提供いたします。

何らかの製造工程において原料粉末の流動を伴う企業は、こうした粉体の流動性を測定して理解することで、開発環境における製剤の最適化や製造工程における性能予測、バッチ間の相違の把握、原材料または中間生産物の品質の確認など、様々な利点を得ることができます。

粒子径、形状、表面積などの特性は、 粒子ごとに異なります

平滑化された球状の単分散粒子

球状でありながら高度に多孔質の粗い表面

各粒子の複雑さを表している火山灰サンプル

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粉体挙動の包括的な理解を実現

これまで、粉体の流動挙動の分析に使用される一般的な測定手法(粒子径分布や安息角など)は、非常に限られていました。しかし、形状や表面性状、密度、摩損度、吸湿性などのその他の粒子特性は、原料粉末の流動エネルギー、結合強度、せん断応力および壁面摩擦に大きな影響を与えます。 PTAでは、これらの特性について、以下のような明確に定義された手法を用いて、再現性の高い測定結果を提供することが可能です。

  • 安定性および可変流量
  • 通気
  • 透過性
  • 圧縮性
  • せん断応力(ASTM D7891)
  • 壁面摩擦(ASTM D7891)

上記の手法により、毎日の処理工程での過酷な充填条件や環境条件下における、粉体サンプルの包括的な特性評価を行うことができます。

手法:

粉体挙動について:

適用分野

  • 充填
  •  錠剤圧縮
  •  ホッパーの流動と設計
  •  湿式造粒の工程終点とスケールアップ
  •  流動化剤の選定および最適化
  •  湿度の影響
  •  帯電
  •  ミキシング/ブレンディング
  • 供給
  • 分離
  • 摩耗
  • ドライパウダー吸入器
  • 粘結
  • ミリング
  • 運搬
  • 壁面摩擦および粘着
  • 圧粉体の硬度とペイオフ

粉体の流動性に対応する測定装置