粉体特性評価のためのデザインスペース開発

2023年10月3日

概要

粉末が特定の目的のためにプロセスで使用されるときはいつでも、その挙動はしばしば粉末の物理的特性によって予測されます。 正極粉末の物理的特性を決定することは、どの特性が正極の性能にとって重要であるかを決定するために使用することができ、また正極が使用される電池にとっても重要である。 リン酸鉄リチウム(LFP)粉末のサンプルを特性評価し、以下の物性を測定した:

  • 比表面積
  • 気孔率と孔径分布
  • 密度
  • 粒子径と粒度分布

同じバッチのLFPサンプルを原子層蒸着と呼ばれるプロセスで表面を疎水性にするためにコーティングし、コーティングされたLFPで同じ物理特性を測定した。 物理特性データの違いは、使用した技術の感度を示し、正極と電池の性能を向上させるために必要な重要な物理特性の可能性を検出するのに役立つ。

スピーカー

ガイ・スティンプソン

ガイ・スティンプソン

アプリケーション・サイエンティスト、フリーマン・テクノロジー

ガイ・スティンプソン博士は、英国を拠点とするMicromeritics 社、フリーマン・テクノロジーのアプリケーション・サイエンティストである。プリフィスゴル・アベリストウィス大学で天体物理学の学士号を取得後、ウォーリック大学で実験量子物理学の博士号を取得し、ナノダイヤモンド中の窒素空孔の光検出磁気共鳴(ODMR)を磁気測定と量子センシングに利用する研究を行った。

ガイは、アプリケーション・サイエンティストとして、産業界の研究者やエンジニアと密接に協力し、粉体流動システムの試験方法を開発・導入し、効率改善と産業スループットの最大化のために、新しい市場や新しいアプリケーションに高度な粉体試験を導入している。

オンデマンドで入手可能