粒子サイズのパラドックス

2020年6月9日

概要

最適な粒子径測定技術はありますか?粒子径は、研究開発、品質管理、品質保証のための重要な情報を提供するだけでなく、粉砕または粉末成形プロセスにおける物理的な詳細を理解することもできます。異なる分析技術で粒子径が同じ値になることはめったにありません。粒子径測定の「パラドックス」とは、異なる値がすべて正しい値であるということです。

Micromeriticsアソシエートサイエンティスト兼グローバルテクニカルトレーニング&サポートマネージャー、ジャック・サードが、6つの分析粒子径測定装置技術を比較します:

  • 動的画像解析
  • 堆積
  • 静的光散乱(またはレーザー回折)
  • 電気感知ゾーン
  • 通気性
  • 動的光散乱

スピーカー

ジャック・G・サード

ジャック・G・サード

アソシエイト・サイエンティスト

ジョージア大学でACS認定化学士号を取得。学部生時代には、さまざまなタングステン化合物を用いて、接着剤産業で使用される可視光の特定波長を用いたシアノアクリレートの光開始重合に取り組んだ。Micromeritics Instrument Corp.で、同社の受託ラボサービスの粒度分析士としてキャリアをスタートさせ、さまざまな技法を用いて粒度分布を得るためのプロトコルを開発した。製薬業界で7年間、原料試験、製造サポート、研究開発、品質管理などさまざまな製剤業務に携わる。2011年にMicromeritics 再入社し、さまざまな特性評価技術の技術的・科学的サポートを担当。 2011年にマイクロメリティクス社に再入社し、さまざまな特性評価技術の技術的・科学的サポート業務に従事している。また、他の組織や大学との共同研究にも取り組み、さまざまな分野の査読付き学術誌への論文掲載につながる研究サポートを行うほか、米国薬局方(USP)や継続教育訓練認定評議会(ACCET)などの専門家として業界団体にも参加している。

分析の専門分野には、粒子径、ゼータ電位分析、密度測定、クロマトグラフィーなどがある。

オンデマンドで入手可能