オートポアV
オートポアVシリーズ水銀ポロシメーターは、他の方法よりも迅速かつ正確に幅広い細孔分布を測定できます。この装置はまた、強化された安全機能を備え、細孔形状と材料の流体輸送特性に関するより多くの情報を提供する新しいデータ削減とレポート作成の選択肢を提供します。
マイクロメリティクス社では、医薬品、エネルギー貯蔵、ろ過、医療機器、材料科学などのアプリケーションに不可欠なポロシメトリー分析用の高度な装置を提供しています。このページでは、ポロシメトリーの基礎と、当社の装置がどのように研究開発と品質管理の両方の取り組みを強化できるかを説明します。
ポロシメトリーは、材料の多孔質構造を測定・分析するために用いられる科学的手法である。細孔の大きさ、容積、連通性など、材料内の細孔に関連するさまざまな特性を調べる。ポロシメトリーの手法には、水銀圧入、 毛細管流、ガス吸着などの方法がある。これらの方法から得られる情報は、材料の物理的特性や性能を理解する上で貴重なものである。
水銀ポロシメトリー分析は、厳密に制御された圧力下での多孔質構造への水銀の侵入、および多くの場合それに続く押し出しに基づいている。水銀はほとんどの材料に対して非濡れ性の液体であり、圧力が加えられる場合を除き、空隙に入りにくい。この技術は、スピード、精度、広い測定範囲（通常3 nm～600 µm）を提供し、細孔径分布、総細孔容積、総細孔表面積、細孔直径中央値、試料密度（バルクおよび骨格）など、多くの試料特性を計算することができます。
キャピラリーフローポロメトリー（CFP）-ガス液体ポロメトリー（GLP）としても知られる-は、シートやメンブレン中の貫通孔のサイズと相対的な存在量を測定するための高速で信頼性の高い方法です。直径0.015～500マイクロメートルの孔径を測定できます。この技術は、サンプルの多孔質ネットワーク内に含浸させた湿潤液をガスが置換する際の流体の流れを分析することにより、細孔特性を計算する。圧力が上昇すると、最初の気泡がサンプルを突き抜ける臨界点に達する。圧力が上昇し続けると、空気は次第に小さな孔を通って流れ、孔内の液体がすべて高圧空気によって排出されます。
単一サンプルの分析から、複雑な分析法の開発やバリデーション、新製品の評価、大規模な製造プロジェクトへの対応まで、包括的な特性評価サービスを提供しています。
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